pixivインターン ほぼSkyrim説
pixivのサマーインターン行きました。
行ったらなんでもやっていいよと言われたので
→本当にやりました
さて、今回担当したアプリはpixiv Sketchというお絵かきコミュニケーションアプリです。
pixiv Sketch - お絵かきコミュニケーションアプリ
イメージとしては、絵に特化したTwitterという感じです。
絵を書く機能もアプリ内に内包しており、絵の初心者でも楽しく使える事をコンセプトにしています。
pixiv社内では比較的若いアプリでまだまだ発展途上です。
現在も新機能の追加や改修がガンガン行われている状態です。
インターンの内容
ピクシブのインターンは、土日含めて8日間(実質6日間)です。
就業形インターンのように実際に現場に配属され、Androidエンジニアとして働きます。
CanvasとかOpenGLゴリゴリ書く課題とか出されたらどうしよう…><
という気分だったんですが
メンターの方は「気づいたことは何でもやっていいよ」とのこと。
え、今「なんでも」って??本当に?
自分語り
"なんでも"って言ったpixivで勝手にビジネス職インターンみたいなことやらせてもらいました。
実は前から真剣にプロダクトとユーザーに向き合うような仕事も体験したいと思っていました
そこで手を抜いてやらかした経験があるからです。
高校生の頃、個人開発でアプリつくってました。
そのアプリは技術的にはそこそこイカしていて、作成には1000時間くらいかけました。
しかし、ユーザー数は増えませんでした。
大学に入って「起業の科学」とか「リーンスタートアップ」を読んでわかったのですが
自分はユーザーが別にほしくないものを必死に作っていました。
いつかどっかでリベンジしたいなーと思っていたのですが
どうしてもビジネス職のインターンに申し込む勇気は出ないままだったので
今回勝手にPMの人と話すなどして体験させてもらいました
新機能の考案
これから自分が実装する新機能を考案するために
最初の2日間はビジネス職の人と主に議論を行いました。
SketchのPMの元に行きユーザーの抱える課題について何度も議論を行いました。
議論をもう一度持ち帰って考え直し、話し合うというサイクルを繰り返しました。
そして、ユーザーが抱える痛みを解決する新機能を2つ考案しました。
ビジネスサイドと話をしている間も、小さめの機能改修などは行っていました。
新機能の作成
最後の3日は、自分が提案した新機能の作成とUIの作成を行いました。
8日間ではサーバーサイド側の実装まで行う事ができないという制約がありました。
そこで今回はアプリ側だけで完結できるように一部を変更した機能を実装しました。
使う技術はRoom,LiveData,Coroutineとよくある感じの技術選定をしたので、特に詰まるところなく実装できました。
UIの作成
デザインは苦手ですが、今回ちょっとだけ何考えてるのかとかを教えてもらいました
「この画面に来た時、何を知っているんだっけ」「具体的に誰に向けたデザイン?」ということを考えながら実装しました。
既存の機能に新機能を組み込むのが難しかったです。
新機能を考えて作るだけじゃダメ、見せ方も考えなきゃと思うようになりました。
やっちまったなーってこと
次行く人はこういう失敗を踏み台にしてほしい…
1.話すことを決めて会議する
自分の中であまりまとまっていないまま会議に参加してしまいました。
何も伝えられず(自分の中でも何も決まってなかった)完全に居る意味がない人になってました。
2.プレゼン準備の時間を十分に取る
10分のプレゼンでしたが、最終的に18分位になりました。
リハーサルしたかったんですが、フォントと互換性ウンヌンでリハーサルの時間が消えてしまいました。
最後の一日でプレゼン準備終わるだろうなーと思っていたので、見通しが甘かったです
3.必要な部分だけを丁寧に解説する
校正の時間を取る事ができなかったので、プレゼンの無駄を排除できませんでした。
考えたこと全部言おうとしてました。
口だけではうまく人に論理的な説明ができず、一部が意味不明なプレゼンになってしまいました
必要最低限のことだけを言うように気をつけたいです
pixivのいいところ
1. 社内でHNで呼ぶ文化
自分は高校時代めっちゃツイッターにハマっていて、本名よりHNで呼ばれる経験が豊富なので
社内でHNで呼ぶ文化に非常に馴染みやすかったです。
リモートワーク期間中でも社員間でコミュニケーションがしっかり取れるよう「絵しりとり」したのが楽しかったです。
難点はHNでツイッター検索したらアカウントが出てきてしまうことですかね…
2. Slackが面白い
SketchのSlackは、雑談に必ず誰か反応を返してくれます。
皆ツイッターでつぶやくような雑談を、一つのチャンネルでつぶやいて話しているので
自分もつぶやいていいのかな…!みたいな気持ちになりました。
8日居ただけなのにすっかりSketchチームの一員の気分です
自分もこのチームの一員なんだという、心理的安心感が
積極的なコミュニケーションを生み出し、生産性に大きな良い影響を与えていました。
3.挑戦できる環境
pixivにおける挑戦は上がやりたいことを、自分がやらされる雑用ではなく
自分がやりたいことを、上がやらせてくれる真の意味での挑戦でした
Sketchチームメンバーは、自分の急なお願いでも快く引き受けてくれました
自分のモチベーションを一切阻害する要因がなく、非常に効率よく業務を行うことができました。
行ったら貰えました
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ごはんの記録
ウマすぎてウマになったわね…
ウマです
pixivサマーインターンってやつは、分析 考案 実装 UI作成ってやつを
プロと相談しながらできるヤバいインターンでした…(勝手にやっただけ)
無限にやることがあって、無限に時間が足りなくて
マジで自由度がSkyrim PC版くらいあったな…
皆…行こうな