Fry in the Web

次からこうしようと思ったことを書き残しておきます

DMMにインターンに行った、オフィスには行ってない

完全オンラインでDMMの就業形インターンに行ってきました。オフィスに行かなくても就業形インターンできました。

Androidエンジニアとして約一ヶ月半の間、動画配信事業部でお世話になっていました。

今後、DMMのインターン行こうか迷ってる人向けに、オンラインインターンで気をつけたいことや、どんな環境だったか、インターンでなにが得られるのかを書きます。

結論から言うと、行ったほうが良いぞ

どのように出会ったか

最初は、サポーターズのエンジニア向けイベントを利用しました。

特に1 on 1面談というイベントでは、オンラインで一日10社の人事の方やエンジニアの方と気軽にコミュニケーションを取ることができます。

私はそのイベントで、今まで自分が作ったものを紹介し、作った理由や背景の話をしました。

その際、ぜひインターンとして来てほしいとのオファーを頂いた会社のうちの一つがDMMでした。

なぜDMMを選んだのか?

最初にDMMをインターンとして選んだ理由は、スケジュール的な理由でした。

DMMでは私のスケジュールに無理なく組み入れられるよう、柔軟にインターンの日程や形式を変更してくれました。

私は大学で実験が多くどうしても、週2~3回で都心のオフィスに通うことは不可能です。

自分にはスケジュールの点で問題があることを、DMMの人事の方に相談したところ個別対応をしてもらえることになりました。

不測の事態にも素早く対応できる柔軟さに、DMMのTech Companyへ向けた本気度が伺えました。

DMMでは2020年7月現在、8~9割の社員が基本リモートで働いています。入社の手続きを全てオンラインで行う体制が整っています。

入社に関する手続きで紙の書類を書いたことは一度もありませんでした。Mac Book Proとモニターを郵送で貸与してもらい、家から一回も出ることがないまま仕事を始めることができました。

入社までのプロセス

サポーターズのイベント加え、入社前に一度だけ面接を行いましたが、面接担当はあの釘宮さん(@kgmyshin)でした。

同じ福岡出身というのもあり、Androidに関係ないような話で盛り上がり、あっという間に1時間ほどの面接が終わりました。

業務内容

入社してからは、現場のエンジニアの方と全く同じレベルの業務を行いました。

私は動画配信アプリの動画プレイヤー部分のリニューアルを主に担当しました。

困ったときは、社員の方に相談させていただきながら、

クラスの設計、ライブラリの選定、レイアウトの作成からイベントハンドリングまでをほとんど一人で行いました。

インターン期間中に全部を完成させる事まではできませんでしたが、非常にチャレンジングで楽しい課題でした。

DMMに行くべき理由

DMMに行ってから、初めて分かったDMMのいいところを共有しておきます。

情報の蓄積

社内には社内外に向け積極的にアウトプットを行っている釘宮さん(@kgmyshin)やsetoさん(@seto_hi)他、優秀なエンジニアの方が在籍しています。

内部向けの情報集積所のような物があり、この部分にアクセスすることで便利なtipsや最新情報を得ることができます。

また自分が現場で業務を進めるにあたって疑問に思っていることについて質問したところ

社内のエンジニアの多くの方々から質問に回答していただきました。

どれも実務と経験に基づいたアドバイスで非常に勉強になりました。

裁量の大きさ

私は動画配信事業部に配属されましたが、動画配信事業はDMMの事業の中でも最も重要なプロダクトの一つです。

特に今回担当した動画プレイヤー部分は、このアプリの心臓とも言える部分です。

私であれば、インターン生に担当させたいとは思いません。

失敗すること前提で、失敗しても問題ないプロダクトの、失敗しても問題ない部分を担当させると思います。

しかし、DMMではこの重要な部分を一ヶ月ちょっといるだけの私に、設計の部分から任せてくれました。

設計やライブラリ選定に関しても、一切口を出す事無く私のやりたいようにやらせてくれました。

このように重要な場所を任せて期待してくれているのだから、絶対に応えたいと思える環境でした。

なぜ?に答えられる

ある一部分を、指定された対処法で改修する仕事を任されたときのことです。

私にはその対処法で問題が解決するとは思えず、行うべきでないと思いました。

私は何度も何度も質問し、社員の方は何度も何度も答えてくれました。

しかし、どうしても自分の勉強不足で理解できない部分があり、自分にはどうしてもやったほうがいいと思えませんでした。

最終的には実装者の私の考えを尊重してくれました。

DMMでは上から何かを押し付けられるようなことは一切無く、全て対等に話し合う事ができました

気をつけたいこと

オンラインインターン特有の気をつけたい事を、発見したので共有します。

聞く事を恐れるな

会社は勉強をしにいく場所ではなく、自分のコードで新しい価値を生み出す場所です。

自分で調べても分からない部分があれば、遠慮なく自分の直属のメンターだけでなく、色んな人に聞いて回ってもっと先に進む方が良いなと思いました。

オンラインだと、分からないと言わないと全く伝わらないので特に気をつけたいです。

議論を恐れるな

常にもっと良い解が出せないかを考えて、思いついたことがあれば、それを伝えてみるのがおすすめです。

その考えと根拠をしっかり紙などに書いて伝えると、建設的な議論がしやすいです(もちろん世の中にはどうしようもない場合もあるので臨機応変に)

オンラインはコミュニケーションが不足しがちなので、積極的に自分から話しに行くように気をつけたいです。

DMMに行こう

自分は、技術についてはそこそこ分かっているつもりでしたが、それでも知らないことが沢山ありました。

DMMは向上心があれば無限に成長できる環境なので、行くと必ず何か得られるものがあるはずです。